2013年10月29日火曜日

ジグゾーでなくジグソー

昨日に引き続き、マスカラスの話をもう一丁。

『スカイ・ハイ』
言わずと知れたミル・マスカラスの入場テーマ曲。
数あるプロレスラーのテーマ曲の中でも、
間違いなく名曲のひとつです。

その勇壮で美しいメロディーは、
華麗な空中殺法を得意とするマスカラスのファイトスタイルと
とても良くマッチして、
私が初めて買った洋楽のレコードでもありました。

ところが「10/29 今日の発見」

『ええっ!!〝スカイ・ハイ〟ってフラれた男の唄だったの?』


「どれだけ離れていようとも、必ず愛する君の元に飛んで行くさ…」
みたいな内容だとばかり思っていたのですが、とんでもない。

実際の歌詞は、
「彼女にこっぴどくフラれて、天高く吹き飛ばされて、
スピンしながら落っこった…」って事なんですってよ。
ワーオ……。

日本のスタッフがそうと知ってか知らずにか、
この曲をマスカラスのテーマにし、
それがバッチリはまって定着してしまった訳ですが、
メキシカンながら英語は堪能だったマスカラス。
日本に来る度に、毎回毎回、「フラれた男の唄」の曲とともに、
一体どんな思いで、リングへと向っていたのでしょう…。
それでも文句一つ言わなかった貴方は
やっぱり『仮面貴族』でスカイ。


本日の投稿時刻は、日本シリーズのスコアで



2013年10月28日月曜日

またしてもプロレスネタですが

日々の喧噪に過ごす内、
いつしか心の奥底に追いやってしまったものの、
どうしても忘れる事の出来ない
甘酸っぱくもほろ苦い少年時代の想い出が、
男ならば少なからずあるものです。

母親の帰省先である新潟に同行した12歳の夏。

一週間ほどの滞在を当地でとても楽しく過ごしたのですが、
唯一、心残りだったのが

「〝マスカラス対ブッチャー〟戦を見逃した事」…。

当時の私にとって、
絶対的アイドル且つヒーローの『ミル・マスカラス』と
最恐凶悪の『アブドーラ・ザ・ブッチャー』との対戦。

もう見たくて見たくて仕方なく、
出発前、新潟では『全日本プロレス』中継がないと知った時、
「行くのをやめようか」と本気で迷いました。

しかし!

30数年の時を経て、
某動画投稿サイトにて、その試合をついに見る事が出来た
(ほんと、便利な時代になりました…)
「10/28 今日の発見」

『へ〜、タイガー戸口が通訳してんたんだ…』


マスクを破かれ、エキサイトするマスカラスに
試合後のインタビューで通訳をしていたのが、
昭和の〝いぶし銀レスラー〟の一人『タイガー戸口』。

中央大卒のインテリレスラー、故J・鶴田さんを横に従えての、
堂々たる通訳っぷり。
レスリング同様、いい仕事をしてたんですね。

なんでも葛飾出身だそうなので
リングネームからも、
〝トラさん〟と呼んで差し支えありますまい。

投稿時刻は〝千の顔を持つ男〟から



2013年10月17日木曜日

気持ちの上ではセプテンバー

ブログを読み返すと、
誤字脱字に気付く事がままあり、
その都度、直すようにはしているのですが、

「10/17 今日の発見」

『昨日の発見が〝9/16〟になってんじゃん』


発見の証拠ゆえ、
こっ恥ずかしいのですが、
そのままにしておきます。


2013年10月16日水曜日

五臓の疲れ...か?

マイク片手に、師匠談志が、
クィーンの『We are the champions』を
声高らかに熱唱していた

「9/16 今日の発見」


『家元以外に、〝女王〟はたまた〝王者〟にも
なろうとしてたのか......』


以上、
東京に台風が来ていた昨晩に見た
私の夢の中での話です。




2013年10月12日土曜日

キリヤマ隊長、38歳ですってよ

「思い込んだら 試練の道を
 ゆくが 男の ど根性」

とはいうものの、
一方で『思い込み』とは、恐ろしいものです。

それによって、人々や国家はいがみ合い、憎しみ合い、対立し、
ついには、戦争という事態にまでつながりかねません。

そこで「10/12 今日の発見」

『はるかな星は〝ふるさと〟だった』


不朽の名作『ウルトラセブン』の主題歌を長きに渡り、
「はーるかなほしが〜 ウル〜ト〜ラ〜だ〜」
と、思い込み、そう唄っておりました(恥)。

大体、「『はるかな星がウルトラ』って何なんだよ」って話ですわ。
 
これが原因で戦争が起きなくて、本当に良かったです。


2013年10月11日金曜日

笑うしかござんせん

かんーろ【寒露】

「二十四節気のひとつ。太陽暦の10月9日頃に
当たる」(広辞苑より)

...のだそうで、只今の気温30度の
「10月11日 今日の発見」

『すでに〝晩秋〟らしいです』


ははははは.....。


2013年10月9日水曜日

勘弁して〜

日中、30度まで気温が上がった
「10/9 今日の発見」

『今日って、10月9日だろうが...』


近所のコンビニ、
乗った電車、
立ち寄った店、
みな当り前の様に冷房が入ってました。

実は、うちでも入れたかったのですが、

「10月に冷房。マジ信じらんな〜い
ありえなくなくな〜い」

心の中にいる女子高生から、そんな声が聞こえたので、
汗をだらだら流しつつ、我慢しちゃいましたが、
もうホント、いい加減にして下さいよ。暑さ。





2013年10月4日金曜日

ヒッグス粒子

先月から『今日の発見コーナー』を設けて以来、
昨日までで、なんと〝18発見〟致しました。
実に凄いペースです。

来週、いよいよノーベル賞ウィークを迎えますが、
心静かに、吉報を待ちたいと思います。

そして『10/4 今日の発見』


『プロレスの観戦ブログみたいだな』


今月に入っての当ブログのタイトルを見ると、
まさにそんな感じ。

だもんで、ノーベル賞の最大のライバルになりそうな
『ヒッグス粒子』とかいう、なんだかサッパリ分からない
小生意気なヤツを、本日のタイトルにしてやりましたわ。


2013年10月3日木曜日

東スポ

その独自の報道姿勢に、私も大いに共感し、また思春期にはいろいろお世話にも
なった人気夕刊紙〝東京スポーツ〟。
その公式Web上で、話題の『みのもんた』氏がこんな発言をしたという記事が

「10/3 今日の発見」です。

『みのは、ラジオ番組冒頭で「南無妙法蓮華経」と〝念仏〟を唱えた...』


同紙お馴染み『UFO』や『未知の生物』、『有名タレント』のヨタ記事ならば
腹も立たず笑ってすませられますし、人間誰でも間違いはある以上、揚げ足を
取って責めるのはどうかとも思いますし、まして、自らにとって重要なコンテンツで
ある筈のプロレスをも、その試合時間を適当に書いていると噂される〝東スポ〟...。
ではありますが、これはイタダケマセン。

かつて、某タレントが、何かのテレビ番組内で、プロレスラー『カール・ゴッチ』の
話題が出た際に、

「カール・ゴッチといえば『バック・ドロップはヘソで投げる』ですよ!」

と得意満面に口にしたので、

「それは『ルー・テーズ』じゃ! 知らんくせに知った風な口を利きやがって。
プロレスファンをなめるなッ、ボケェがぁぁ!!」

と、日頃温厚な私も大変憤慨したのを思い出しました。


ご承知の通り「南無妙法蓮華経」は『題目』。
『念仏』は「南無阿弥陀仏」であって、宗派が全く違います。
『ルー・テーズとカール・ゴッチ』の例で言えば、前者を〝プロレスの神様〟
後者を〝鉄人〟と呼ぶようなもので、絶対に「しちゃダメダメ」な間違いです。

同紙のウリである「おいおい、これが本当なら世界がひっくり返るよ」級の
スクープ(要は大ボラ)は、ディテールがきっちりしてあればこそ、です。


ちなみに、先の「バック・ドロップはヘソで投げる」ですが、
プロレスファンには有名すぎるこの言葉、ルー・テーズが言った訳ではなく、
実際は、かつての新日プロTV解説者で、元〝東スポ〟の『櫻井康雄』さんの
どうやら「創作らしい」ので、これこそ、まさに〝東スポスピリッツ〟といえる
んじゃぁないですかねぇ〜、古舘さぁ〜ん。


2013年10月2日水曜日

BI砲

後から分かった事ですが、
昨日のブログでちょっとだけ名前を出した偉人『ガンジー』の誕生日は
なんと本日〝10月2日〟で、しかもこの日はインドでは「国民の休日」と
なっているそうです。

そこで「10/2 今日の(悔しい)発見」

『ああ、一日早かったぁ〜』


昨日のブログを今日更新していれば
(内容的には相変わらず野球の話ばっかで、更新が今日でもナンの問題もない事は
皆さんご存知の通り)、

「奇しくも今日、その名を出したのは、恐らく『ガンジー』の魂が私に
そうさせたのであろう...。ウン、きっとそうだ。そうに違いあるまい.....」

てな風に、都合良く解釈して、一人悦に入る事が出来たんですがねぇ。
ああ、惜しかったッス...。

ちなみにもう一人名前を出した『マザー・テレサ』の方の誕生日は
往年のプロレスファンに「夢のオールスター戦が行われた日」として記憶されている
〝8月26日〟だったので、「ちょくちょくあった猪木の延髄斬り」の如く、
カスリもしませんでした。


P.S. アーカイブがだらだら長くなるみたいなので、
今月からまたタイトルを付ける事にしました。


2013年10月1日火曜日

ヒール(憎まれ役)

ワールドシリーズ制覇に向けて、いよいよポストシーズンが始まりました。

その初戦。
去年の1デイマッチで我がオリオールズが勝たせてもらったので、
今年は勝たせてあげたかったレンジャーズでしたが、残念ながら敗退。
ファンの皆さんは悔しいでしょうが、勝ったレイズを称えましょう。

さて、メジャーリーグは現在30チームありますから、
優勝するのは単純な確率で30年に一度。
つまり、贔屓のチームの優勝を目にするのは、一生涯で2度あれば〝御の字〟、
3度あれば、かなり〝ラッキー!〟という事になります。

「応援する」とはなんとまぁ「割りに合わない」行為なのか..。

結局、応援しても、実を結ばず、ガッカリする事の方が圧倒的に多い訳ですが、
そうならないためには「全ての球団のファンになる」しかありません。
そうすれば、毎年例外なく贔屓のチームが優勝しますから、常にハッピー。
悔しい思いをしなくてすみます。

しかし、「全ての球団に愛を注ぐ」などという
『ガンジー』や『マザー・テレサ』の様な聖人になんてなれませんし、
そもそも高尚な精神で野球を見るなど不可能。

そこで「10/1 今日の発見」


『アンチのチームがやっぱり必要』


「自分が応援する球団が、また今年も優勝出来なかった...。
でも、大ッ嫌いな●●●も負けたので、いくらかスカッとした」

いくら応援しても贔屓の球団が勝てないという
報われない思いや恨みつらみの精神的な救済措置として、
アンチというものは非常に重要です。

MLBでその役割をしているのが、『ヤンキース』。
ファンも多いですが、アンチも圧倒的に多い。
『ヤンキース』が負ける事で、どれだけのファンが救われている事か。
ヤンキースには、これからも健全なリーグ運営と野球ファンの為に、
お金にモノを言わせてスターをかき集めるなど、
アンチが安心して憎める様な存在でいてもらいたいと思います
(ところでヤンキースファンにとって「アンチ」ってあるのでしょうか?
レッドソックスが一番それに近いみたいですが、「憎まれ度合い」が
全然違います。その意味で、やっぱりヤンキースは凄いチームです)。

でも、「アンチが必要」っていろんなスポーツや分野にも言えますね。

大相撲での『朝青龍』の役割はやっぱり大きかったですよ。

そして、我が落語界では勿論 ...言わずもがな、ですね。